創業支援のフォローアップ

TOKYO創業ステーションを5月に修了し、皮革製品の製造・販売業を開業された方をフォローアップしてきました。ご自分のオリジナルデザインで財布などの皮革製品を開発し、ご自分のブランドを立ち上げるというビジネスです。
事業計画ではこれまで培った人脈を活かして受託系の開発や企画をやりながら資金を稼ぎ、オリジナル製品の開発にリソースを配分してご自分のブランドを立ち上げて行く、というものでした。ボストン・コンサルティングの製品ポートフォリオ・モデルですね。
しかしながら、金のなる木である受託系の仕事にどうしても時間がとられ、花形製品に仕立てたいオリジナル製品開発はいつまでも問題児のままのようでした。自分たちの人件費を確保しながら利益も出ているのだから、立派なのですが、少々消耗している印象でした。
ここはスケジュールを強制的に確保してオリジナル製品開発に時間を充てるしかありませんよ、と助言。当たり前のような話ですが、勇気がいるものです。それでもひと時の会話で少し元気になっていただけたようでした。