「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金」いわゆる「もの補助」申請が締め切られました。年末年始に頑張った人も多いと思います。やはり、通ってナンボの世界ですからきれいごとばかり言っていられません。スジのよい計画でも、「申請書」としての勘所を押さえないと残念なことになってしまいます。かいつまんで言うと、下記3点が申請で意識するツボです。
・申請様式に不備があると、入り口ではねられてしまう
・技術面、事業化面、政策面に多面的にポイントが配分されている
・生身の人間である審査員が短期間に多数の申請を処理する
我々もしっかり知恵と汗を絞らせていただきました。
今回の採択率は10%程度と噂されています。ボーダーラインの案件を考えてみた時、不慣れな人が自前で申請書を作った場合と熟練した専門家が作った場合は、10倍ぐらい採択率に差がつくのではないでしょうか?単純に、不慣れな人の採択率を2%、熟練者の採択率を20%、申請金額を1000万円とすると、期待値は前者が20万円、後者が200万円となります。加えて、申請書の作成過程を通じて助言が得られるのですから、専門家による支援は十分ペイします。