革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金(もの補助)

平成28年度補正による「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金」いわゆる「もの補助」の公募が始まりました。
「もの補助」は予算規模の大きさもあって、申請のハウツーものや、専門家の支援案内が沢山でています。一方、原点に帰って公募要領を見ると行政はきちんとした政策目的に沿って予算を立て、審査実行しようとしていことが読み取れます。
・経営力向上計画や経営革新計画を策定していること。
・雇用を増やし、賃金を引上げていること。
・付加価値や経常利益を増加させていること。
・IT化により生産性を向上させていること。
これら審査基準は時の行政が考える「社会的意義」を表したものです。
補助金を使って社会的意義のある事業に投資し、事業を発展させ、その結果、税金としてお返しする。これが美しい循環です。簡単に言えば「良いことをする人は支援します」ということです。
まとまったお金がもらえる有難い制度ですが、やみくもに取得すると負担になってしまうのは銀行融資と同じです。事業計画が大切!と改めて思いました。